環境への取り組み[自然共生社会]

化学物質の適正な管理

化学物質の管理体制

東洋製罐では、製造過程で使用する化学物質の適正な管理と環境負荷低減のため、化学物質管理部会を設置し、製造現場および研究開発を含めた化学物質管理体制を構築しています。
納入品に含有する化学物質については、グリーン調達ガイドラインで、使用禁止、削減および管理する物質を定め、お得意先と情報を共有しています。ガイドラインは、国内外の法改正に合わせ定期的に見直しを行っており、2014年の見直しでは、お取引先に対して納入品に対する含有状況の調査を行いました。
化学物質管理部会では、グリーン調達ガイドラインで規定している化学物質の管理に加え、これまで別で管理を行っていた労働安全に関わる化学物質も包括して管理していきます。

PRTR法対象物質排出・移動量の削減

東洋製罐におけるPRTR法対象物質排出・移動量の半数は、フィルム製品のインキ溶剤に含まれるトルエンです。2011年度以降、フィルム製品の生産が増えたことで、排出・移動量は基準年度より多くなっていますが、インキ溶剤中の脱トルエン化を進め、排出・移動量の削減に取り組んでいます。

PRTR法対象物質の排出・移動量

VOC(揮発性有機化合物)排出量の削減

VOCは溶剤などに含まれていて、東洋製罐では塗料、インキ、接着剤、洗浄剤などが対象となっています。PRTR法対象物質と同様、溶剤を多く使うフィルム製品の生産が増えたことで、排出量は基準年度より多くなっています。塗料の水性化、無溶剤型接着剤への切り替え、溶剤回収などを行うことで、削減に取り組んでいます。

VOC排出量

PCB使用機器の適正管理

PCBを含有する機器を保有する事業者は、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づき、適切に保管・管理、また期間内に適正に処理を行うことが義務付けられています。
東洋製罐事業グループでは、行政の処理スケジュール、方針に従い、順次処理を進めています。保管中のPCBにおいては、漏えい防止のため、施錠した施設で保管・管理し、定期的な点検、届け出を行っています。

東洋製罐でのPCB廃棄物処理状況
  処理状況 処理計画
千歳工場 未完了 平成30年以降
仙台工場 完了  
石岡工場 未完了 平成29年予定
久喜工場 対象無し  
埼玉工場 未完了 平成30年以降
川崎工場 未完了 平成30年以降
横浜工場 未完了 平成30年以降
静岡工場 未完了 平成30年以降
豊橋工場 対象無し  
滋賀工場 未完了 平成30年以降
茨木工場 未完了 平成28年予定
大阪工場 完了  
広島工場 未完了 平成29年予定
基山工場 未完了 平成30年以降
テクニカル本部 対象無し  

※処理計画については2016年10月末現在での予定です。

東洋製罐グループエンジニアリングPCB廃棄物の処理

東洋製罐グループエンジニアリングでは、保管していた3台の高濃度PCB高圧コンデンサの処理を行いました。これにより、保管する高濃度PCBを含有する機器は、蛍光灯安定器91個となりました。なお、低濃度PCBを含有する機器の処理は、全て完了しています。

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