環境への取り組み[自然共生社会]

LCA(ライフサイクルアセスメント)

LCAの活用

環境影響の評価手法の1つであるLCAは、「ゆりかごから墓場まで」と称されるように、評価対象である製品やシステムを原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に評価する手法です。
東洋製罐では1974年にLCAを導入し、開発段階からLCAを活用することにより、開発者の環境に対する意識を向上させ、環境負荷のより少ない製品の開発が推進されることを目指しています。LCAの定量評価により開発中の製品が上市した場合のCO2削減効果や環境負荷の大きいライフステージなどを開発者が把握することが出来ます。東洋製罐が独自に開発した金属缶TULCは開発段階からLCAによる環境負荷の定量評価を活用して開発された代表的な製品です。
今後も環境に配慮した新しい製品やシステムが世の中に幅広く採用されるように、LCAを活用した開発支援を行っていきます。

LCAの活用

環境配慮型製品の拡大

東洋製罐グループでは、グループ各社が一層LCAを活用できるように、定期的にLCA部会を開催しております。2015年度のLCA部会では、最新動向の共有化、および「環境配慮型製品」の新基準を作成しました。
東洋製罐グループの全製品は、環境関連法規制などを遵守しており、環境に配慮した製品ですが、その中でも原材料や製造時のエネルギーなどの削減効果が高い製品やPRTR法対象物質の使用量を削減した製品などを環境配慮型製品として認定しています。2016年には、環境配慮型製品の中でも特に環境負荷低減効果が高く、かつ他社にはない独自技術を有する製品を「環境配慮型製品Excellent」として認定する新基準を策定しました。
今後、環境配慮型製品が時代に即した製品となるように、随時基準の見直しを行い、環境配慮型製品や「環境配慮型製品 Excellent」の製品数や売上が向上するように環境面からの支援も行っていきます。

環境配慮型製品の拡大

新しい評価方法の開発

東洋製罐ではこれまでに培ってきたLCAの経験をもとに、「容器包装の機能」と「ライフサイクルでの環境負荷」を合わせて評価できる環境効率評価手法の開発を行っています。この評価手法の導入により、機能と環境負荷のバランスが保たれた容器包装が開発できることを期待しています。
東洋製罐は2014年に発起人となりLCA日本フォーラムにて、「容器包装の環境効率」研究会ワーキンググループを立ち上げました。ワーキンググループでは、主に「容器包装の機能」の評価方法について検討し、2016年の6月に2年間の成果を報告書にまとめ、公開報告会を開催しました。
今後は、環境効率の分母となる「ライフサイクルでの環境負荷」の検討もあわせて行い、2017年度中のガイドライン作成を目指し、活動を進めています。

環境効率の算出方法
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