容器を学ぼう!

缶くん・ペットちゃん
容器ってなんだろう?

容器とは、商品を入れたり包んだりしているものの総しょうだよ。東洋製罐(とうようせいかん)という会社では、缶やペットボトルなど、色んな容器を専門に作っているんだ。

ジュース
+
容器
-
中身
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容器の役割

容器には3つの役割があるよ。

例えば缶の場合
  • 守る

    使う人のところに届くまで、いろいろなものから中身をしっかり守ってる。

  • 支える

    運びやすく、保存しやすく、いろいろな場面で使いやすい。

  • 伝える

    デザインや色、表示で、中身の情報や、注意することなどを正しく伝えて、商品の良さもアピール。

長期保存だけじゃない!何度でも生まれかわる!缶のスゴイお話。

長期保存できるから、災害に備えて缶づめがあるお家も多いよね。
缶は、アルミかスチールでできていて、それによってついているマークが変わるんだ。もう一度缶にしたり、新しい製品にリサイクルすることもできるので、リサイクル率も高いんだよ。そんな缶のスゴさについて、お話しするね。

なせ長期保存ができるの?
加熱殺菌 バイキンが容器内に入れない 常温で長持ち!

食品や飲料を缶に入れ、ふたをしてみっぷうするので、外からバイキンが入れないよ。中の食品や飲料は、加熱殺菌やレトルト(加熱加圧)殺菌などによりバイキンがいなくなるから、くさらず、常温でも長持ちするんだ!

光 空気 栄養もおいしさも保つ!

缶は空気も光も通さないので、保存料を使う必要がないんだ。そして、栄養が逃げにくく、風味も残るので、おいしいままの状態を保てるんだよ。

アルミ缶のスゴイところとは?

アルミ缶のリサイクル率は、90.1%(2015年度)、そのうち6〜7割がアルミ缶に再利用されているよ。
原料のボーキサイトからアルミ缶を作るには、たくさんの電気を使うんだ。アルミ缶をリサイクルすれば、元の3%の電気で缶を作ることができ、アルミ缶1缶で液晶テレビが2~3時間見られる電気が節約できるんだよ。

アルミ缶、アルミサッシ、タイヤホイール
スチール缶のスゴイところとは?

スチール缶のリサイクル率は、92.9%(2015年度)で、資源ごみでトップクラスのリサイクル率。原料が鉄だから、スチール缶をはじめ、自動車や家電、ビルの鉄骨など、色々なものに、何度でも生まれかわるんだ。
日本では1年間に約45万トンのスチール缶がリサイクルされていて、それを使えば東京タワーが113本、東京スカイツリーなら13本作れるんだって!

スチール缶、自動車、家電、ビルの鉄骨

軽くて便利に使えてリサイクル率も高い!ペットボトルのお話。

水や清涼飲料水、調味料など、ペットボトルはさまざまな容器として活用されているよね。ペットボトルの原料は、石油からつくられるポリエチレンテレフタレートという人間がつくった物質なんだ(以下ペット樹脂(じゅし))。それは、炭素・酸素・水素でつくられているので、燃やしても有害なガスが出ることもないんだよ。知っているようで知らない、ペットボトルのことを紹介するね。

いろいろな中身を入れられるのはなぜ?

ペットボトルは加工がしやすいので、入れる中身に合わせて形やサイズを変えることができる。さらに、温かいものも冷たいものも入れられるんだよ。そんなペットボトルの特ちょうをまとめておくね。

  • 1 軽くて割れにくい

    ペットボトルは、同じ量が入るびんの1/7~1/10くらいの重さしかないんだ。軽くて、落としても割れにくいんだよ。

  • 2 何度も開け閉めできる

    ペットボトルにはキャップがついているので、何度も開け閉めができる。だから、カバンに入れて持ち運びもできるよ。

  • 3 透明なので中身が見える

    ペットボトルは透明だから 、中身をすぐに確認できる。残っている量を確認しやすいのも、便利なポイントなんだ。

  • 4 リサイクルできる

    ペットボトルのリサイクル率は83.9%(2016年度実績)にのぼる。卵パックやフリースなどにリサイクルされているよ!

見た目も素材も違う?昔のペットボトル

1982年、日本で飲料用ペットボトルが登場した。当時の炭酸用ペットボトルは、現在使われているペットボトルと比べると、3つの違いがあったんだ。
1つめはキャップ。昔はアルミキャップが使われていたけれど、今はプラスチックになっているよ。
2つめはボトルの色。昔は色がついていたけれど、リサイクルできなくなるため、日本国内では透明で統一されているよ。
3つめは素材。昔はボトル部分だけがペット樹脂でつくられ、底(カップ)はポリエチレンという素材でできていた。そこで、自立できるように底に5本の足が出る形にして、今はすべてペット樹脂になったんだ。技術の進化や環境配慮のために、今の形になったんだね。

35年前と現在
ペットボトルの飲み口の色が違うのはなぜ?

ペットボトルは容器も飲み口も、ペット樹脂という同じ材料でつくられている。それなのに、飲み口が白いものと透明なものに分かれるのは、中身を充てんする方法が違うからなんだ。

  • 飲み口が白いもの

    高温で殺菌した中身をそのままつめられるように、飲み口に耐熱性を持たせるための熱処理をして結晶化させるので白くなる。

  • 飲み口が透明なもの

    高温殺菌した中身を冷やしてから、無菌の環境で容器につめるので、熱処理をしないから透明のままの飲み口になる。

中身によっていろいろなペットボトルがある?

ペットボトルは中身が炭酸なのかお茶なのかなど、飲み物にあわせて使用するペットボトルを変える。大きく4つに分けられるよ。

  • 1 アセプティック用ペットボトル

    お茶やミネラルウォーターなどをつめるボトルのこと。無菌の環境で、殺菌された容器に殺菌された中身を常温でつめるよ。薄くて軽いペットボトルなんだ。

  • 2 耐熱用ペットボトル

    果汁やスポーツドリンクをつめるボトルのこと。中身を高温で加熱・殺菌し、そのままの温度でつめて、冷水シャワーで冷やすよ。熱い飲み物を入れても変形しにくいんだ。【耐熱性】

  • 3 耐圧用(炭酸飲料)ペットボトル

    コーラやサイダーをつめるボトルのこと。中の炭酸ガスの圧力がかかっても、破裂しないようになっているんだ。【耐圧性】

  • 4 耐熱圧用ペットボトル

    果汁が含まれた炭酸飲料をつめるボトルのこと。炭酸飲料を高温でつめるので、耐熱性と耐圧性の両方を備えているんだって。

ほかにも、ホット対応のペットボトルや4リットル大容量ペットボトルなど、中身や用途に合わせた容器になっているから、ペットボトルで中身をしっかり保存することができるんだね!

容器の歴史

容器は昔から活やくしてるんだよ

  • 400万年前 人類出現
  • 5万年前 人類進化
  • 1万年前 農業開始
  • 5000年前 集落生活
ヨーロッパだと・・・

ヨーロッパではワインや水を運んだりするのに、「アンフォラ」という陶器や動物の革で作った袋を容器として使っていたんだ。

  • アンフォラ
  • 動物の革袋
日本だと・・・

日本では中に入れるものによって、容器に使う素材を変えたりしていたんだよ。

  • わら

    お米や納豆を
    入れていたよ。

  • 竹

    水とうのように、
    水を入れていたよ。

  • 木

    お酒やおしょう油などを
    入れていたよ。

columun コラム 缶詰が生まれるきっかけはナポレオン
ナポレオン

みんなが使っている缶やびんの原理を発明したのは、フランスの二コラ・アペールという人だよ。

フランス皇帝ナポレオンは、遠征する兵士が食べ物で困らないように、長く保存する方法を賞金をかけて募集していた。アペールは、1804年にびんにつめて保存する方法を考えて、賞金をもらったんだって!

アペールが考えたのは、肉などを油で煮て、びんにつめて、空気が入らないように栓をする方法。1810年にはイギリスで、びんより割れにくい金属容器を使う方法が発明され、缶づめの誕生につながったんだ。熱で殺菌し、空気を入れないというこの方法は、いまでも食べ物を長く保存する基本となっているよ。食べ物を好きなときに食べられる便利な生活は、ナポレオンのおかげかもしれない。

二コラ・アペール
二コラ・アペール

容器はエコ

容器はとってもエコなんだ!

  • 3つのエコポイント
  • 中身を保存 ゴミを出さない

    容器に入れてみっぷうすることで、野菜や果物、魚などがくさらず、長い間おいしく保存することができるよ。

    中身を保存 ゴミを出さない
  • 効率よく運ぶ

    容器は、一度にたくさん運べるように工夫されているので、トラックの燃料や、排気ガスを減らせるよ。

    効率よく運ぶ
  • 量が選べる あまらせない

    ライフスタイルに合わせて量を選んで使えるので、中身があまってすてることがないんだ。

    量が選べる あまらせない
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  • スリーアール 3R
  • リデュース Reduce

    原料を減らして、資源を大切にすることだよ。原料が少なくてすむからエネルギーが節約できて、さらにゴミも減らせるよ。

    8%軽くなったよ!
  • リユース Reuse

    きれいにあらって、何回もくり返し使うことだよ。ふたたび容器として使うことで、ゴミにならないんだ。

    キレイにあらわれてからみんなとさい会しているんだよ。
  • リサイクル Recycle

    原料としてふたたび資源にもどすことだよ。使い終わった容器を原料にすることで、資源の節約になるんだ。

    いろいろなせい品に生まれかわるのよ。
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