Product製品情報
TULC(タルク)
TULC(Toyo Ultimate Can)は、材料や製造プロセスを根本から見直して、生産性と環境保全性を飛躍的に高めた2ピース缶です。1991年に登場以来、国内、海外共に数多くの製品にご使用頂いており、加飾性の向上や軽量化など現在でも進化を続けています。
受賞歴
-
日本食料新聞社 「環境資源協力賞」★TULC
日本塑性加工学会 「会田技術奨励賞」★TULC
-
日本包装技術協会 日本パッケージングコンテスト 「ジャパンスター賞」★TULC
世界包装機構(WPO)「ワールドスター賞」★TULC
-
食品産業新聞社 「食品産業技術賞(技術・アイディア部門)」★TULC
-
日本鉄鋼協会 「西山記念賞」★TULC
-
大河内記念会 「大河内記念賞」★TULC
-
日本パッケージングコンテスト「グッドパッケージング賞」
★液体窒素ミスト充填法と低陽圧TULCによる缶コーヒー -
日本包装技術協会 「木下賞」★aTULC
「日本パッケージングコンテスト 「飲料包装部門賞」★TULCシェイプト缶
-
日本塑性加工学会 「最優秀賞 会田技術賞」★aTULC
-
(独)APEAL 「国際スチール容器エフェクティブネス賞 飲料部門 最優秀賞」★TEC200
-
(英)Cans of the Year 「加飾技術部門 銅賞」★JT殿に採用されたピード缶
(英)Cans of the Year 「開発品部門 銅賞」★既存2ピースラインを利用したラミネート缶の開発
LCA日本フォーラム 「LCA日本フォーラム奨励賞」★TULCのLCA評価手法の研究
-
容器包装3R推進環境大臣賞(第一回) 「製品部門 奨励賞」 ★地球に優しい缶 TULC
-
(英)Cans of the Year 「2ピース飲料缶部門 銀賞」★sTULCビール
-
容器包装3R推進環境大臣賞(第三回) 「製品部門 優秀賞」★さらに地球環境に優しい缶
「陰圧軽量TULC190g缶」 -
(英)Cans of the Year 「2ピース飲料缶部門 金賞」★aTULC ビール
-
(英)Cans of the Year 「Can of the Year」及び「2ピース飲料缶部門 金賞」★sTULCコーヒー
-
(社)日本包装技術協会 「飲料包装部門賞」 ★TULC鏡面ラベル
(英)Cans of the Year 「SUSTAINABILITY賞」 ★TULC 6本ビード
(英)Asia Can Tech 2012 「Beverage Innovation Can部門受賞」 ★aTULCビール
-
(英)Cans of the Year 「2ピース飲料缶部門 銀賞」 ★TULC 鏡面ラベルダイヤカット
-
(英)Cans of the Year 「2ピース飲料缶部門 金賞」 ★aTULC ワイン
-
(英)Cans of the Year 「プロトタイプ部門 金賞」 ★缶ボトムリフォーム成形
“Compression Bottom Reform(CBR)”技術 (aTULC,ADI)
TULC(タルク)のポイント
-
POINT1加工時に水を使用せず、環境保全性に優れています。
缶内外面にポリエステルフィルムを熱圧着させることで、缶の成形加工時に潤滑剤の役割を果たします。そのため成形加工後の洗浄が不要で、固形廃棄物もほぼ発生しません。
-
POINT2有機成分の溶出、フレーバー成分の吸着がほとんどなく、中身の品質を保持します。
缶内面にポリエステルフィルムを熱圧着させることで、従来の塗装によるコーティングに比べて、有機成分の溶出やフレーバー成分の吸着が極端に少なくなります。
内容物のおいしさをいつまでも保持することができます。 -
POINT3高品質な印刷、個性的な形状など、デザイン再現性が広がります。
従来の2ピース印刷(樹脂凸版印刷)に加え、より高精度な水なし平版印刷や、グラビアフィルムラミネートにも対応しています。
缶胴にいろいろなパターンの形状を加工することができ、商品を効果的にアピールできます。→リンク -
POINT4スチール缶で業界最軽量を実現し、環境負荷削減に貢献しています。
新日鐵住金(株)と共同で低陽圧缶(※1)の軽量缶を開発しました。缶重量は16.2g(蓋を除く)と、従来の低陽圧缶仕様に対して約6%、陰圧缶(※2)に対して約40%軽量化し、スチール缶では業界最軽量を実現しました。
低陽圧缶 陰圧缶 開発缶 従来缶 鋼板板厚 0.170㎜ 0.185㎜ 0.225㎜ 缶重量 16.2g 17.3g 26.7g 缶の軽量化率 6%超 基準 – 約 40% – 基準 (※1)低陽圧缶
缶の内圧が外気圧より高い(陽圧)状態のため、缶胴が薄くても強度の保持ができます。
缶底がフラットな形状で、低陽圧充填システムとの組み合わせにより、陰圧缶詰用の品質検査の打検システムを使用出来ます。(※2)陰圧缶
缶の内圧が外気圧より低い(陰圧)状態のため、缶の剛性により強度を保持します。
主な用途
コーヒー、お茶、スープ等のレトルト飲料 果汁・野菜、スポーツドリンク等の非レトルト飲料
製品ラインナップ
仕様 | 缶胴径 | 内容量 | 蓋径 |
陰圧 | 202径 | 160ml | 200径 |
175ml | |||
200ml | |||
250ml | |||
微陽圧 | 202径 | 200ml | 200径 |
【素材】スチール
製缶工程
-
TULCの製缶工程