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    長く保つ缶の開発

ワインの容器には一般的にガラスびんが使われていますが、最近では軽量化を目的としてペットボトルが使われるようになりました。缶入りのワインを見かける機会が少ないのは、ガラスびんと比較して、缶はワインのフレーバーを保ちにくかったからです。
E.&J. Gallo Winery社と東洋製罐はこの問題に挑戦し、2年の共同研究の結果、BPAを含まない(BPA-NI)特別な蓋と環境配慮型のアルミ缶aTULCを組み合わせることで、ワインのおいしさを長く保つ缶の開発に成功しました。
米国で販売されたこのワイン缶は、E.&J. Gallo Winery社のテストの結果、ワインのフレーバーを保ち、従来のDI缶の2倍以上に賞味期限をのばすことができました。

環境にやさしい缶TULCシリーズ aTULC

東洋製罐のaTULC(エータルク)は、環境に配慮したアルミ缶として2002年に誕生しました。主にアルコール飲料などに使われています。

aTULCの特徴(従来のDI缶と比較)

aTULCは従来のアルミDI缶と比較して、アルミ原板・製造システムを変更することで大幅な環境負荷の低減をしています。 ポリエステルを内外面にラミネートしたアルミ材をDI缶と同様な加工をしますが、DI缶と違って加工時にクーラント(潤滑・冷却剤)を使用しないドライ成形のため、洗浄用の水および固形廃棄物を大幅に削減することができます。さらにポリエステルが内外面にラミネートされているため、内面塗装も不要になり、塗料焼き付けによるCO2の排出量も大幅に削減することができます。また、缶内面のポリエステルは、従来の塗装によるコーティングに比べて、有機成分の溶出やフレーバー成分の吸着が極端に少なくなります。内容物のおいしさをいつまでも保つことができます。

お客さまとともに

中身のおいしさを守りつつ、地球環境にやさしい容器を世界中に提供できるよう、他の地域にも技術を紹介していきます。東洋製罐は容器づくりのプロとして、社会的課題に対して今後もさまざまなアプローチで技術開発に取り組み、環境負荷の削減やSDGsの目標達成に向けて貢献していきます。

Cans of the Year Awards 2ピース飲料缶部門 金賞 受賞

The Can Maker Summit 2019 にて、aTULCワイン缶が Cans of the Year Awards 2ピース飲料缶部門 金賞を受賞
https://www.toyo-seikan.co.jp/news/20191101_2880/

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